Chris Ousey率いる英国叙情派バンドの14年ぶりとなる10th。長年のパートナーであったSteve Morris(Gt)と袂を分かち、Mike Slamer(Gt/City Boy, Streets, Steelhouse Lane)、Barish Kepic (Gt/ex.Jaded Heart)、Ged Rylands(Key/ex.Ten, Rage of Angels, Tyketto)、Wayne Banks(Ba/ex.Saxon)、David Anthony(Dr/Dennis DeYoung)とメンバーを刷新。かつてのレイドバックした雰囲気が薄れ、正統派かつテクニカルなメロディックハードに変化している。イントロで名曲を予感させ、「今のサビだったの!?」、「その節回しついさっき使ったよね???」などと、いろんな意味でリスナーを翻弄するメロディが全編で冴え渡る。